第22番 補陀洛山 総持寺

総持寺

-補陀洛山 総持寺(そうじじ)

3年前の8月31日に勝尾寺朱印帳を手に入れ、さっそく印を集めたくなった私は早速近場から攻略することにしました。まだ暑い2007年9月2日。総持寺阪急電車茨木市駅から徒歩でぶらぶら5分程度でした。昔ながらの美容院があったり、の住宅地を抜けると山門に立つ仁王像が睨みをきかせています。

総持寺は「料理のお寺」でもあり、包丁塚がありました。4月15日〜21日は、山蔭流包丁式なるものもとり行われるとか。開基である藤原山蔭が膳部料理の山蔭流包丁式の開祖であり、日本料理中興の祖とも言われているのだそうです。ちなみに山蔭流とは、直接食材に手を触れず、箸と包丁だけで捌くという・・・まさしく「伝統の技」なのですね。

たしか、その日は平日の午前中だったと記憶しているのですが(会社を休んだような気がします)、境内には参拝客の方が結構いらっしゃいました。9時半か10時ごろだったのですが、大変な暑さでした。
本堂で、今後の行程(京都をまわる予定)の無事を祈り、「手ぬぐい」を求め(毎回、納経帳・軸・手ぬぐいを集めています)、納経所へ。
こちらの納経所は売店もあり、巡礼の衣装や(私は持っていませんが)金剛杖(持っていませんが)も販売していました。どんなところでも、グッズ販売所は楽しいですね。

この日は、一人でなるべくたくさんのところを回るのが主眼だったので(まさしくラリー・・・)、早々と総持寺を後にしました。寺は何といっても閉まるのが5時と(冬場は4時ですよ)早いのです。このあと、京都へと向かいました。