雲があるから

いわゆる3連休の最後の日だけど、不毛な虚無感を抱くこともなく、あるがままに自由に過ごせたような気がする。
少し前までは、何かに追い立てられるようにして、暮らしていた。そして、独りで、「できた」とか「できなかった」とか「これでいいのか」とか「これでいいのだ」とか(?)、なんというか、悶々としていた(^_^;)

なんだか、流れるときと共に過ごせたようで、何もしなかったけれど、楽しかった休日だった。まるで、空に浮かんでふうわりしている雲みたいに、自由だったから。

今日の雲は、まぶしいくらい真っ白で、力強い陰影がある夏の雲。


「雲奇峰を聳えしむ」
禅のことばで、雲は、煩悩・悩み・欲の象徴。そして、山は人格を表すそうだ。雲がかかっている山のほうが一層高く見える。人もそういうものかもしれない。・・・では、雲になってしまったわたしは、誰かの煩悩そのものともいえるのだろうか? けれど、人の世はそんなものかもしれないし。本当はみんな自由になれればいいんだけど。