容疑者Xの献身

今日は、晩に久しぶりに映画を観に行きました。映画館もシネコンとなり、最近はインターネットでチケット予約・購入・座席指定までできるとのこと、大変便利ですね。ポップコーンやペプシを持ち込み、楽しい2時間を過ごしました。

ここのところ、映画といえば邦画のほうが面白いですね。よくいわれていることは、ハリウッドの映画は世界中の観客をターゲットとしているため、ストーリーがどんどん単純にわかりやすくなっているとのこと。いきおい、内容がどんどん幼稚化していってしまうわけですね。

受け手がマスになればなるほど、内容はおおざっぱにならざるを得ないという傾向があるのだから仕方ありません。そもそも文学とか芸術とか娯楽とかいうものは、「共有している感覚(約束事)」が根底にあり、それが緻密になればなるほど高等になるのですものね。よく言えば、花といえば桜。言ってしまえば、楽屋オチの感覚です。

そういった意味でも邦画の今後に、期待してます。楽屋オチだけでなく、日本の感覚や雰囲気を「面白そう」(けして理解はできないでしょうけど)と思ってもらえる作品がもっとあればと思います。

今日の映画ですが、連れは早い段階で結末がわかってしまったので面白くなかったとのこと。私は最後まで驚きの連続で楽しめました(^_^;) エンターテイメントを製作するのは、ホントウに大変ですね。

追記:肝心の感想ですが・・・。ストーリーの終わり方自体は切ない。でも、その気持ち、私にはよく理解できます。
   愛&感謝=守る デス。